2011.07.01 Friday
信じられますか? 看護師や検査員がシステムを設計する病院
http://nkbp.jp/luWbn2
>現場の日常会話でBPRという言葉が出てくる組織はそう多くはないだろう。BPRという言葉があまり使われなくなったからだ。ただ、製造業の場合、BPRを「業務改革」あるいは「カイゼン」に入れ替えれば、同様の発言が飛び交っているに違いない。
>宮崎県都城市にある眼科大手、宮田眼科病院は、現場を支える看護師や検査担当者がBPRを常に考え、そのためのシステムを自力で設計している。
>実際のシステム開発(プログラムづくり)は、IT(情報技術)企業に委託するものの、出来上がってきたプログラムを検証するのは、設計を担当した看護師や検査員の役目である。納品されたプログラムを自分で操作し、設計通りになっているかどうか、確認していく。
>この研究会が追求しているのは、情報システムを利用する人が主体となってシステムを準備する「ユーザー主体開発」のあり方である。
>「つらい時もありましたが、このシステムは自分で使うものだ、と思うと、設計と検証の仕事をやり抜けました。妥協して使いにくいシステムが出来上がってしまったら悔しいですし、ほかの人に申し訳ないですから」。
>IT企業出身の杉浦氏は長年の経験を踏まえて断言する。「IT企業が使いやすいシステムを設計をするのは難しいです。現場の業務の詳細を理解できませんから」。
>「今のパワーポイントを使えば、システム操作画面のイメージを描き、画面の動きを示せます。この電子紙芝居をシステム開発会社に渡し、その通りに動くプログラムを作ってもらえばいい」
>彼女ら彼らは、プログラムそのものの作り方は知らない。そこで、プログラミングまで熟知した杉浦氏が、彼女ら彼らが作ったパワーポイントの“仕様書”を確認し、プログラムを作りにくい操作などがあった場合、修正してから開発会社に渡している。
>自分の仕事をより良くすることを考え、それを実行し、世の中に対して成果を出すことは本来楽しいはずである。
>現場の日常会話でBPRという言葉が出てくる組織はそう多くはないだろう。BPRという言葉があまり使われなくなったからだ。ただ、製造業の場合、BPRを「業務改革」あるいは「カイゼン」に入れ替えれば、同様の発言が飛び交っているに違いない。
>宮崎県都城市にある眼科大手、宮田眼科病院は、現場を支える看護師や検査担当者がBPRを常に考え、そのためのシステムを自力で設計している。
>実際のシステム開発(プログラムづくり)は、IT(情報技術)企業に委託するものの、出来上がってきたプログラムを検証するのは、設計を担当した看護師や検査員の役目である。納品されたプログラムを自分で操作し、設計通りになっているかどうか、確認していく。
>この研究会が追求しているのは、情報システムを利用する人が主体となってシステムを準備する「ユーザー主体開発」のあり方である。
>「つらい時もありましたが、このシステムは自分で使うものだ、と思うと、設計と検証の仕事をやり抜けました。妥協して使いにくいシステムが出来上がってしまったら悔しいですし、ほかの人に申し訳ないですから」。
>IT企業出身の杉浦氏は長年の経験を踏まえて断言する。「IT企業が使いやすいシステムを設計をするのは難しいです。現場の業務の詳細を理解できませんから」。
>「今のパワーポイントを使えば、システム操作画面のイメージを描き、画面の動きを示せます。この電子紙芝居をシステム開発会社に渡し、その通りに動くプログラムを作ってもらえばいい」
>彼女ら彼らは、プログラムそのものの作り方は知らない。そこで、プログラミングまで熟知した杉浦氏が、彼女ら彼らが作ったパワーポイントの“仕様書”を確認し、プログラムを作りにくい操作などがあった場合、修正してから開発会社に渡している。
>自分の仕事をより良くすることを考え、それを実行し、世の中に対して成果を出すことは本来楽しいはずである。